11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
産業・経済
2011年10月14日(金)9:00

茎が短くて細い/11~12年産サトウキビ

日照不足や台風影響


今期のキビは茎が短いなど育ちが良くない

今期のキビは茎が短いなど育ちが良くない

 宮古地区の2011-13年期産サトウキビは茎が短くて細く生育茎数が少ないため、平年と比べ減産が見込まれている。製糖工場は①2、3月の日照不足②5月の台風2号による葉の損傷③7月の少雨傾向-などが要因と分析する。一方、葉が青々としていることから職員らは、今後の茎の伸びと糖度の蓄積による品質向上に期待している。


 沖縄製糖宮古工場の生育調査(10月1日現在)によると、栽培形態の主流を占める夏植の平均茎長は209㌢と、平年の273㌢と比べ64㌢(23・4%)短い。茎の直径も平年の2・42㌢をやや下回る2・23㌢。1本の重さは平年の1235㌘と比べ469㌘(38%)少ない766㌘となった。10㌃当たり生育茎数は6437本(平年比515本、7%減)だった。

 同様な生育不良は7年前の04-05年期にもあり、平均反収は5・8㌧とかなり低かった。今期の沖糖管内の平均反収は平年の8・2㌧と比べ約15%減の7㌧程度を見込む。

 宮古製糖城辺工場管内の夏植の茎長は平年の258㌢と比べ50㌢(19%)短い208㌢。茎の直径が2・29㌢(平年2・35㌢)。10㌃当たり生育茎数は平年の6906本より491本(7%)少ない6415本となった。

 春植の生育は平年とさほど変わらないが、株出は茎長が149㌢と平年の200㌢よりかなり短い。

 収穫予定面積は沖糖が1601㌶(夏植1267㌶、春植117・5㌶、株出216・5㌶)。宮糖城辺工場が1513㌶(夏植1159㌶、春植174㌶、株出180㌶)。両工場ともに夏植が約8割を占める。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!