教育・文化 社会・全般
2011年10月15日(土)9:00
思いやりの心学ぶ/人権の花
佐良浜小で植え付け式
市が主催する「人権の花運動」の植え付け式が14日、佐良浜小学校(砂川栄作校長)で行われた。児童らは思いやりの心など基本的人権の尊重について学び、マリーゴールドなど計300本の花の苗を植え付けた。開花式は12月1日の予定。
下地敏彦市長(代読・下地信男伊良部支所長)は「差別をなくし、幸せに暮らすためには思いやりの心が大事。みんなで力を合わせてきれいな花を咲かせて下さい」と呼び掛けた。
砂川校長は「植物は言葉を持たない。思いやる心や助け合う心、感謝する心で植物と話してほしい。心を耕して自分を成長させてほしい」と語った。
児童を代表して与儀優花さん(6年)は「たくさんの苗をありがとう。大事に育てたい。みんなで協力し合ってきれいな花を咲かせたい」と述べた。
人権擁護委員が同運動の趣旨などを説明した。市からは花の苗や立て看板、エコバッグが贈呈された。
同運動は、児童が互いに協力し合いながら花を栽培することで、命の大切さや他人への思いやりなど基本的人権の尊重の精神を身に付けることが目的。