11/22
2024
Fri
旧暦:10月21日 赤口 己 
教育・文化 社会・全般
2011年10月20日(木)9:00

職場や仕事内容観察/ジョブシャドウイング体験

鏡原中の生徒34人


久貝さん(右)から店長の仕事を学ぶ下里さん=19日、BOOKsきょうはん宮古南店

久貝さん(右)から店長の仕事を学ぶ下里さん=19日、BOOKsきょうはん宮古南店

 子どもたちが職場で従業員に密着し、仕事内容や職場の様子を観察する「ジョブシャドウイング」(主催・市グッジョブ連携協議会事務局)が19日、市内の各事業所で実施された。参加した生徒は、働くことの意義や楽しさなどを学び、将来の進路を考えるきっかけづくりに役立てた。


 鏡原中学校の1年生34人が市内の書店や宮古織物事業協同組合、日本トランスオーシャン航空(JTA)など32の事業所で仕事について学んだ。

 BOOKsきょうはん宮古南店(久貝広美店長)で店長の仕事を学んだ下里果鈴さん(1年)は「初めての体験。私のほかに職場体験の人も来ている。その人たちの指導もしながら、普段の仕事もこなしているのですごいと思った」と感想を述べた。

 久貝店長は「自分が仕事をしている姿を見て、いろいろ学んでくれたらいいと思う」と話し、下里さんの質問に答えながら、書籍の陳列状態などを確認していた。

 今回のジョブシャドウイングは9月29日に行われた、平良第一、鏡原、狩俣の3小学校に続いて今年は2回目の実施。

 この日午前9時から、鏡原中学校で行われた出発式で長濱政治副市長は「仕事をしている人たちの後ろ姿を観察して、将来仕事を選ぶときの参考にしてほしい」とあいさつした。


 ジョブシャドウイング 働く大人に影のように寄り添い、その働く姿勢から仕事の楽しさや働く意義、職種に関する知識を身に付けていくというアメリカ発のキャリア教育。子どもたちが将来の夢や進路を考えるきっかけになるとして県内各地で展開されている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

2024年11月14日(木)9:00
9:00

牧山公園活用へ要望集約/市観光商工課

構想策定へ整備方針説明/地域住民との意見交換会   市観光商工課(砂川晃徳課長)は12日、伊良部牧山公園活用基本構想の策定に向けた伊良部地域住民との意見交換会を伊良部球場会議室で行った。事務局が展望台や周辺整備など市観光推進協議会の議論を基にまとめた…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!