生徒15人がトライ完走/光の村養護学校
3日間で200㌔走り抜く
卒業旅行でトライアスロンに挑戦している光の村養護学校の高等部15人は21日、最終種目のランに挑戦し、全員が完走を果たした。3日間で計200・195㌔を走破した生徒らは、充実した表情を見せ、父母らと喜びを分かち合っていた。
最終種目のランは午前6時30分に市陸上競技場をスタート。5グループに分かれて、ゴールを目指した。
トップのグループは4時間46分でゴールした。生徒らは仲間と手をつないだり、勢いよくゴールテープに飛び込んだりと、完走の喜びを表現した。生徒一人一人の名前を刻んだ記念メダルが贈られた。
平沼孝明君は「3日間、辛かったけど最後まで頑張れた。練習の成果を出し切れた」と力強く語った。
母の幸子さんは「完走することができ、感動、感激、感謝でいっぱい。ボランティアと先生のおかげ。住民の応援も温かかった」と目頭を押さえた。
ゴール会場には東保育所の園児が集まり、元気あふれる踊りと声援で生徒らを背中を後押しした。
同校のトライアスロン挑戦は22回目。高知県の土佐自然学校から8人、埼玉県の秩父自然学校から7人の計15人(男子13人、女子2人)が参加した。