芸術の秋を彩る/市中央公民館
書道、美術、写真など展示/市民総合文化祭が開幕
「創造する市民の文化~美しい自然・育てあう街」をテーマにした第6回宮古島市民総合文化祭一般の部(宮古島市、市文化協会など主催)が22日、市中央公民館を主会場に始まった。会場には書道、美術、華道、写真、文芸、生活文化の6部会の力作が展示され、訪れた市民の目を楽しませている。きょう23日まで。
午前9時から行われた開会式では安谷屋政秀総務部長、川上哲也教育長、友利吉博文化協会長のテープカットで文化祭の開会を告げた。
安谷屋部長は「秋の文化祭は芸術鑑賞の機会を提供し、さらなる文化振興への機運に大きく寄与している。来場者の心に残る文化祭になるよう期待する」と下地敏彦市長のあいさつを代読した。
川上教育長は「多くの市民が心を込めて作った作品が展示されている。芸術の秋を味わってほしい」と述べた。
友利会長は「市民文化祭秋の部は通算で38回を迎える。蓄積された文化はいずれ歴史になる。文化協会のの担当部会の皆さんは、より多くの市民が来場し参観することを熱望している」と来場を呼び掛けた。
織物部会の作品は市熱帯植物園内の体験工芸村で展示。郷土史部会の「史跡巡り」は23日に伊良部島で行われる。
児童文化部会のこどもシアターは11月20日、城辺公民館で行われる。市民文化祭の舞台部門はマティダ市民劇場で11月27日に音楽祭、12月11日に芸能祭、来年3月に芸術劇場がそれぞれ催される。