クイチャーの練習に熱/出演団体
来月6日にフェスティバル
第10回クイチャーフェスティバル(11月6日、カママ嶺公園多目的広場)を1週間に控えた29日、会場のカママ嶺公園では出演団体が独自のリハーサルを行った。本番では、息の合った踊りを披露し祭りを盛り上げようと「ニノヨイサッサイ」「ヒヤサッサ」の掛け声を響かせた。
創作クイチャーの部に出演するみつばアンジェラス(みつば保育園・幼稚園)は約1時間の練習に励んだ。
第2回から連続出場。今回は園児と父母、祖父母約120人が「がんずうクイチャー」の曲にのって踊る。陸上100㍍世界記録保持者のウサイン・ボルトの弓を射るポーズや、世界平和を祈る姿勢を取り入れるなどメッセージ色の濃い振り付けにした。
本番ではスムーズな運営に協力しようと、キビキビとした動作で退場することも確認。最後は全員で「頑張るぞー」と気勢を上げてリハーサルを締めくくった。
みつば保育園の島尻末子園長は「声を合わせる、心を合わせるというクイチャーの原点を出演者全員で表現したい」と話した。
下地りのかちゃん(6)は「祭りでは元気良く踊りたい」と本番が待ち遠しそうだった。
今年のフェスティバルには「伝統」「創作」「伝統芸能」の各部に過去最高の40団体、総勢約1700人が出演する予定。