水の大切さアピール/ピンフ岳FPまつり
水くみ競争に歓声
第2回ピンフ岳ファームポンドまつり(主催・同実行委員会)が6日、同ファームと狩俣集落センターを中心に行われた。水の入ったバケツをてんびん棒で担ぐなど、多彩なイベントで水の大切さをアピール。併せて参加者らは、特設ステージのライブコンサートなどを満喫した。
ピンフ岳ファームポンドの水を利用する受益地区は宮古本島北部の狩俣、島尻、大浦、西原、福山、成川、下崎、添道の8地区。
イベントは、ふるさと農村活性化基金事業の活用で、土地改良施設の維持管理がより円滑に行われることや水の大切さを啓蒙するのが目的。
参加者らはファームポンドの水の神に祈願後、狩俣集落までの約19㌔のコースでたすきをつなぐ駅伝大会を実施した。車両パレードでは、8集落を回り、ファームポンドの恵みを伝えた。
特設ステージでは、狩俣エイサーサークル、国仲愛理さんと妹の結衣さんの民謡ライブ、ベリーダンス、ハゲキラーズのライブ、ロックバンドのHalfLife(ハーフライフ)ライブコンサートが披露された。
このうちHalfLifeのメンバー3人うち、1人は狩俣出身でボーカルギターの上里洋志さん(26)。現在大ヒット中の映画「モテキ」のエンディングテーマ曲「J-POP」を歌っている。
開会式で実行委員会の上原正行会長、宮古農林水産振興センターの仲宗根盛和センター長、宮古土地改良区の仲間克理事長がそれぞれあいさつし、水の大切さを強調した