市長、副市長も暗証番号登録
12月1日から稼働 証明書自動発行機
市役所平良庁舎1階に設置されている各種証明書自動交付機が12月1日から稼働するのに先立ち、下地敏彦市長と長濱政治副市長が8日、市平良庁舎の市民生活課で印鑑登録証兼市民カード(市民カード)に暗証番号の登録をした。4桁の暗証番号登録は1日から同課で受け付けている。これまでに42人が登録を済ませた。
登録を済ませた下地市長は「窓口で証明書の交付申請書を記入する必要がなく、自動でできるようになる。市民サービスが向上すると思う」と述べた。
同交付機を使用するには市民カードまたは住民基本台帳カード(住基カード)への暗証番号の登録が必要。市民カード、住基カードの両方を持っている人は市民カードに登録する。
自動交付機では印鑑証明書のほか、住民票、戸籍謄・抄本、所得課税証明書など各種証明書の交付が受けられる。
2010年12月末現在、市民カードの発行件数は6634枚。合併前の旧市町村で印鑑登録をし、市民カードに更新していない人は、印鑑登録をした庁舎で更新する必要がある。
新たに市民カードの交付を受けるためには、登録する印鑑と運転免許証など、顔写真付の公的機関が発行した身分証が必要。それ以外の市民は市民カードを持っている市民が保証人になる必要がある。保証人は市民カードと登録した印鑑が必要。
証明書自動交付機は12月1日から利用できる。利用は土日、祝日を除く月曜日から金曜日の午前8時から午後7時まで。年末年始の12月29日から2012年1月3日までは利用できない。