心一つに合唱や合奏/市民文化祭児童・生徒の部
音楽祭に17団体出演
市民総合文化祭(児童・生徒の部)音楽祭が12日、マティダ市民劇場で開かれた。小、中学校から17団体延べ870人が参加し、合唱や合奏で学年やクラスの心を一つにした。
今年で6回目。曲目のジャンルも広がり年々レベルも向上し、出演者と聴衆の一体感が広がるなど盛り上がりを見せた。
オープニングを飾った、みやこ少年少女合唱団は東日本大震災の被災地への応援を込め「未来へのステップ」「同じ地球の人だもの」を合唱。遠く離れた宮古から早期復興を願うメッセージを発信した。
伊良部小5、6年生50人は伝統民謡「伊良部トーガニ」を歌い上げ、地元で古くから歌い継がれている歌を私たちが受け継いでいくという意思をアピールした。
久松小5年生41人は、アメリカのポピュラーソング「カントリー・ロード」を軽快に歌った。
平良中2、3年生6人は「祝典とコラール」の六重奏、北小、東小の金管バンド部と南小マーチング部は楽器の特徴と魅力をそれぞれ引き出しながら、レベルの高い演奏を披露した。
観客の入れ替えに協力を呼び掛ける管内放送が流れるなど、会場には保護者らが大勢詰め掛け、児童生徒たちの歌声や合奏に聴き入っていた。
出演したのは次の団体。(プログラム順)みやこ少年少女合唱団▽宮古島市ジュニアオーケストラ▽下地小1、2年生▽久松小4年生▽東小4年生▽南小2年生▽平良中2、3年生▽平良第一小4年生▽伊良部小5、6年生▽平良中2、3年生▽砂川小4~6年生▽久松小5年生▽平良第一小6年生▽鏡原中2、3年生▽北小金管バンド部▽東小金管バンド部▽南小マーチング部-。