大橋開通後の活用協議へ/佐良浜漁港
利用計画策定委が発足
伊良部大橋開通後にその利用形態が大きく変化する佐良浜漁港について、地域の活性化を含めた新たな利用計画を策定する「佐良浜漁港利用計画策定委員会」が18日に発足し、第1回会合が伊良部漁業協同組合会議室で行われた。長濱政治副市長から15人の委員に委嘱状が交付されたほか、委員長には同漁協の友利義文組合長が選任された。同委員会は今後、年4回のペースで会合を開催し、同漁港の利用計画の策定を目指す。
あいさつで長濱副市長は「大橋の開通で現在の定期航路も廃止になると思う。佐良浜地域の活性化のためにも漁港の在り方を考える必要がある。地域の発展振興のために多くの意見を出してほしい」と述べた。
この日の会合では、これまで4回行われた準備委員会の経過報告や設置要綱の承認、同漁港の概要説明などが行われた。
同委員会設置に向けては、昨年7月に開催された県宮古管内出先機関と宮古圏域との意見交換会において、同計画策定の要望が出された。
その後、4回の準備委員会を開催し設置に向けた取り組みを行い、今回の設置となった。
委員は次の通り。
委員長=友利義文(伊良部漁業協同組合長)
委員=久高明人(伊良部漁業協同組合筆頭理事)▽大浦貞治(伊良部商工会長)▽長嶺吉和(伊良部観光協会長)▽仲村哲(県宮古農林水産振興センター農林水産整備課班長)▽下地信男(市伊良部支所長)▽垣花勝(市農林水産部参事)▽池原豊(同水産課長)▽山口淳子(伊良部生活改善グループ会長)▽仲間明典(地域市民代表)▽中村雅弘(同)▽友利克(市企画政策部企画調整課長)▽比嘉臣雄(伊良部地域づくり協議会長)▽伊良波宏紀(伊良部漁協青壮年部長)▽普天間一子(伊良部漁業協同組合職員)