子牛1頭1万500円上げ/11月肉用牛競り
平均価格37万1625円
JAおきなわ宮古家畜市場の2011年11月の肉用牛競りが19日に開かれ、子牛1頭平均価格は前月比1万530円高の37万1625円となった。JAは「東北や九州の雌牛肥育専門購買者が久しぶりにそろった関係で雌の引き合いが強く、全体の結果を押し上げた。新規購買者もみえるなど、条件が良かった」と上げの要因を分析した。
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターのまとめによると、子牛は396頭上場され、394頭が競り落とされた。総販売額が1億4642万円、総販売体重が10万3291㌔。平均キロ単価は、1418円となった。1頭当たり最高価格は、49万8750円だった。
性別の1頭平均価格は、去勢が前月比5123円高の40万300円、雌が同比1万3970円高の32万9244円となった。雌が大幅に上げた。
去勢の体重区分別1頭平均価格は「300~349㌔」が最も高く42万7350円。「250~299㌔」の40万7842円、「350~399㌔」の40万6350円が続いた。
成牛を含めた全体の販売額は、1億5133万円だった。