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教育・文化
2011年11月25日(金)9:00

根間さん(宮高1年)優良賞受賞/文部科学大臣杯全国弁論大会

サトウキビとTPP問題を発表


受賞の喜びを話した根間さん(中央)。右は担任の古堅小百合教諭、左は指導をした国語科の渡久地樹教諭=24日、宮古高校

受賞の喜びを話した根間さん(中央)。右は担任の古堅小百合教諭、左は指導をした国語科の渡久地樹教諭=24日、宮古高校

 北海道で19、20の両日開催された、第56回文部科学大臣杯全国青年弁論大会(日本弁論連盟主催)で優良賞を受賞した宮古高校1年の根間すみれさんが24日、宮古高校で川満健校長に受賞の報告をした。


 根間さんは「本番では緊張して、圧倒された。受賞が決まったときは本当にうれしかった」と喜びを語った。

 大会で根間さんは「宮古島とTPP問題」と題して発表。宮古島のサトウキビ産業が、日本が環太平洋連携協定(TPP)に参加した場合のメリット、デメリットを身近なサトウキビ産業を取り上げて発表した。

 「サトウキビと(TPPを)関係づけて問題点を書こうと思った。TPP参加による生産者側、農家の立場を考えてほしい。一人一人がTPP問題を強く意識し、危機感を持って対処することが、島の農家やそれに携わる人を守ることにつながるのではないかと思う」と、根間さんはこのテーマに決めた理由を話した。

 川満校長は「感受性が豊かで、物事をしっかり受け止めることができる生徒。これからも自分の良さを伸ばしてほしい。本校の誇りであるとともに、後輩たちの励みになった」と根間さんの受賞をたたえた。

 同大会には一般から16人、中高校生28人が出場した。

 根間さんは9月に行われた県高校総合文化祭弁論部門大会で優良賞を受賞し、宮古島から県代表として同大会に出場した。


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