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教育・文化
2011年12月7日(水)9:00

與那覇君(平良中3年)が優秀賞/中学生人権作文で10人表彰

賞状を手に記念撮影=5日、那覇地方法務局宮古島支局

賞状を手に記念撮影=5日、那覇地方法務局宮古島支局

 第31回全国中学生人権作文コンテスト沖縄県大会の宮古地区表彰式が5日、平良地方合同庁舎であった。宮古からは県大会の優秀賞に與那覇聖哉君(平良中3年)が、輝いた。奨励賞は、比嘉芹良さん(同2年)ら4人。宮古島人権擁護委員協議会長賞は、上地将平君(北中2年)ら5人が受賞した。


 同作文コンテストは、人権尊重の重要性に理解を深めることや豊かな人権感覚を身に付けてもらうことなどを目的に実施。

 県大会には132校から7767編(うち宮古地区10校から659編)の作文が寄せられ、優秀賞15編のうち1編と、奨励賞14編のうち4編が宮古地区から選ばれた。宮古地区において優秀と認められた5編に「宮古島人権擁護委員協議会長賞」を贈った。

 優秀賞を受賞した與那覇さんの作品の題名は「それ、本当に『親切』ですか?」。與那覇さんは「他人に親切にし気を配ることは大切。しかし、過度の気配り(同情)は、逆に不親切になることもある」と指摘した。

 福永敏和・那覇地方法務局宮古島支局長は、「どの作品も心を打たれる内容だった。受賞をきっかけに勉強に励み、豊かな人権感覚も育んでください」と祝福した。

 神里清春・宮古島人権擁護委員協議会長は「瑞々しい感性と豊かな内容に感動した。これからも優しさと思いやりの気持ち持ち続けて、良きリーダーに成長して」と期待した。

 受賞者は次の通り。

 【県大会優秀賞】與那覇聖哉(平良中3年)

 【同奨励賞】比嘉芹良(平良中2年)▽宮国明日香(伊良部中2年)▽友利くるみ(下地中3年)▽志喜屋葉月(北中2年)

 【宮古島人権擁護委員協議会長賞】上地将平(北中2年)▽根間彩佳(同)▽下地明日香(同)▽川満涼夏(西城中3年)▽親泊七美(久松中3年)


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