11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
スポーツ 社会・全般
2011年12月9日(金)9:00

「10RUN」に文科大臣賞/東京で式典

フィランソロピストで最優秀


実行委員会を代表して仲間さん(前列左)と豊見山さん(同右)が表彰を受け、歴代の委員長経験者らが式典を見守った=8日、東京都千代田区の学士会館

実行委員会を代表して仲間さん(前列左)と豊見山さん(同右)が表彰を受け、歴代の委員長経験者らが式典を見守った=8日、東京都千代田区の学士会館

 【東京支社】宮古地区の高校生が走って寄付金を募るイベント「10RUN(ワンオーラン)」実行委員会が、日本フィランソロピー協会(高橋陽子理事長)の第14回街角のフィランソロピスト賞青少年部門で最優秀賞(文部科学大臣賞)を受賞し8日、東京都千代田区の学士会館で催された式典で表彰状を授与された。式典後の活動発表会では意見交換会が行われ、式典に出席した生徒らが、宮古島での活動内容や経緯などを報告した。


 同式典には、実行委員会を代表して伊良部高3年の仲間友里恵さんと宮古工業高3年の豊見山茜さんが出席。青少年部門での最高賞を文科省スポーツ・青年局長(代理)から受け取った。

 受賞の喜びを仲間さんは「みんなが協力的で今年も大変盛り上がった。後輩にもしっかりと伝えていきたい」と話した。また、豊見山さんは「イベントを通じて友人との絆も深まった。地元のみなさんに感謝したい」と笑顔を見せた。

 同協会のフィランソロピスト賞は、日本の社会に寄付文化を定着させることが大きな目的で、同実行委員会の宮古島での高校生による活動が高く評価された。

 10RUN(ワンオーラン)は高校生がリレー形式で400㍍トラックを10時間走り続け、トラックを周回した回数に応じて企業、個人からの協賛金を集めるもの。集まった協賛金は福祉団体などに全額を寄付する。第1回を2004年に催し、夏休みを中心に毎年開催している。これまで、同イベントに参加した高校生は延べ約2300人に上る。

 表彰式には、歴代の実行委員長経験者や大会を支えた宮城創大さん、与那覇修寛さん、本村匡さん、兼島大知さんらが駆けつけ、後輩たちの晴れ姿を見守った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!