南小金管8重奏が金賞/県吹奏楽コンテスト
九州へ、初の快挙に学校沸く
南小学校金管バンドの金管8重奏Aチームが第36回県吹奏楽アンサンブルコンテストの小学校の部(11日、南城市文化センターシュガーホール)で、金賞を受賞し、九州大会への切符を手にした。同校金管バンドの金賞と九州大会出場は、学校創立以来初めて。初の快挙に在校生や職員、保護者らは喜びに沸いている。Bチームは銅賞だった。
同コンテストの小学校の部には、44チームが出場した。
南小Aの演奏曲目は「クラップス ゴールド」。10人がトランペットやトロンボーンなどの楽器を息ぴったりに演奏し、美しいハーモニーを響かせた。南小Aは金賞を取り、九州に行く5団体の中に入った。
チームリーダーの池間華澄さん(6年)は「緊張したけど、練習の成果を発揮できた。金賞と聞いて思いが込み上がった」と感想。「九州は小学校で最後の大会なので、いい結果を出せるよう頑張りたい」と意欲を見せた。
顧問の福原理恵子教諭は「2年前は銅賞、昨年が銀賞、今年は金賞と成長した。厳しい練習に耐え、よく頑張った」と祝福した。
上田正弘校長は「一人一人の頑張りが、実を結んだ。九州大会までは後2カ月ある。練習を積み、また新しい歴史を切り開いてください」と激励した。
保護者会の大野留実会長は「金賞はうれしくて夢のような気分。先生方に感謝を申し上げたい」と笑顔で語った。
金賞を受賞したメンバーは次の通り。
大野萌夏(6年)根間みなみ(同)宮国愛梨(同)中西凛々亜(同)宮城まりな(5年)友利菜摘(6年)親里果蓮(同)前里愛羅(5年)下地貴莉子(6年)池間華澄(同)