E3車2台をテスト走行/沖縄コカ・コーラ
取り組みを市長へ報告
沖縄コカ・コーラボトリング(本社・浦添市、髙橋俊夫社長)チェーンストア営業部の仲地弘吉部長とCSR推進室広報環境課の外間元課長らが15日、市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、同社が宮古島での環境への取り組みとして、代理店の車2台をバイオエタノール3%混合ガソリンであるE3で走行させるテストを10月から実施していることを報告した。
同社は2006年から沖縄本島で植樹・育樹活動を継続的に取り組んでいて、環境活動を離島でも行いたいとの考えから今回のテスト走行が実施されることとなった。市長室を訪れた外間課長が、りゅうせきの協力を得て、同社宮古島代理店のさど山商会の商品運搬車2台でE3燃料によるテスト走行を10月からスタートさせたことを報告。「宮古島が地産地消の循環型社会の形成につながるよう微力ながら企業として手伝っていきたい」との思いを述べた。
また同日、コカ・コーラ環境教育賞で昨年、全国1位の大賞を受賞した宮古総合実業高校に、教育助成金を寄贈したことも併せて報告した。
下地市長は「環境を大切にする取り組みはとてもありがたい。市としても環境への取り組みは一生懸命にやっていくので、今後とも協力をお願いしたい」と語った。