04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
産業・経済
2011年12月27日(火)9:00

苗、上々の作柄/葉タバコ

仮植ほぼ終了


仮植作業をする伊志嶺さん=26日、上野名加山

仮植作業をする伊志嶺さん=26日、上野名加山

 2012年産葉タバコは、苗を鉢に移す仮植をほぼ終えた。畑での植え付けは、来年1月下旬に始まる。各農家は植え付けに向け、畑の畝に黒いビニールを張る作業を急ピッチで進めている。


 12年産葉タバコは、今月上旬にJAの育苗ハウスで種をまき、葉が4枚ほど出て、自家用ハウスに移し仮植となった。

 葉タバコ栽培歴35年の伊志嶺喜徳さん(76)=上野名加山=は「今年の苗は5、6年に1回できるかどうかの最高の作柄。葉が丸い。農協の職員の管理が良く、素晴らしい苗ができた。これから晴れの日が続けば、ますますいい苗になる」と話した。

 11年産の葉タバコは、収穫最盛期の5月に襲来した台風2号に葉を吹き飛ばされ、壊滅的打撃を受けた。伊志嶺さんによると、経費分さえ収穫できなった人も多い。後継者の二男には「不作の翌年は必ず豊作になるので、頑張れ」と激励しているという。

 宮古地区の12年産葉タバコ耕作者数は、日本たばこ産業(JT)の作付け廃止募集に伴い、11年産の163人より24人減り139人となった。宮古全体の栽培面積は、572㌶。地区別の面積と耕作者数は平良60㌶(16人)、城辺205㌶(41人)、下地130㌶(31人)、上野113㌶(28人)、伊良部43㌶(14人)、多良間21㌶(9人)となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!