藤本選手がプロの技披露/サッカー元代表
自主トレで来島中 子どもたちとミニゲーム
宮古島で自主トレを行っているサッカー元日本代表のMF藤本主税選手(34)が11日、平良第一小学校グラウンドで子どもたちとミニゲームを行った。巧みな足技を披露し、ゴールを決めるとハイタッチで喜びを分かち合うなど交流を深めた。藤本選手は「想像以上にうまく、すごく楽しかった」と笑顔で話した。
今回が初の宮古島自主トレという。J2ガイナーレ鳥取のGK多田大介選手と、13日まで前福多目的運動場などで汗を流す予定。藤本選手は「自主トレの環境として最高。人が温かく、気候も良い。また来年も来たい」と語った。
ミニゲームでは、巧みなドリブルでDFを次々にかわしたり、4~5人に囲まれてもボールをキープしたりと、プロの妙技を披露。子どもたちも「うまい」「すごい」と感嘆の声を上げていた。
藤本選手はプロ17年目。豊富な運動量などが持ち味で、J1では通算385試合に出場している。10日にJ2のロアッソ熊本への移籍が発表された。
同じチームでプレーした豊見山未佳さん(平一小3年)は「相手が全然ボールにさわれなかった。すごかった」と喜んだ。
平一FCの豊見山徹監督は「一緒にプレーできるせっかく機会。プロの良いところを見つけてもらいたい」と期待した。