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産業・経済
2012年1月14日(土)9:00

地下ダム2011年 水使用量は1300万㌧/土地改良区まとめ

前年に比べ4割増/春と夏場の少雨が影響


干ばつ時に威力を発揮しているスプリンクラー(資料写真)

干ばつ時に威力を発揮しているスプリンクラー(資料写真)

 宮古土地改良区のまとめによると、2011年の地下ダムの水使用量は前年と比べ364万㌧(39%)多い1300万㌧となった。過去6年間で、09年の1533万㌧に次いで多い。春と夏場に少雨傾向があり、使用量を押し上げた。


 宮古土地改良区によると、2月21日~4月25日までの64日間と、6月4~23日の20日間、6月28日~7月23日の26日間の3期間において、少雨傾向となった。

 月別の最大使用量は、4月の208万㌧だった。64日間の少雨傾向が影響した。

 月別の使用量は4月の208万㌧(前年同月比4・6倍)、6月190万㌧(同比2・7倍)、8月205万㌧(同比2・0倍)-の3カ月が際立って多かったのが特徴。

 日別の最大は、6月18日に16万4000㌧を記録した。6月上旬から、少雨傾向が続き、キビへのかん水が急増した。

 10㌃当たりの年間使用量は314㌧で、計画水量の290㌧を24㌧上回った。同改良区は干ばつ時のキビへのかん水は週に1回、30㍉を指導しているが、中には2、3回かける人もいるという。

 同区では「限られた水は、適正に利用を」と呼び掛けている。使い過ぎると、根が浮き上がって枯死茎が多く出る弊害が指摘されている。

 ファームポンド別の使用量は多い順に東山508万㌧、仲尾峰283万㌧、野原岳276万㌧、ピンフ岳185万㌧、ミルク峰45万㌧となった。

 現在、地下ダムの水が使われている畑の面積は4013㌶で、計画受益面積8200㌶の49%に達した。


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