社会・全般
2012年1月17日(火)9:00
市の取り組みを紹介/福岡県の市町村議長会
離島振興目的に視察
福岡県離島振興市町村議会議長会(会長・有田継雄糸島市議会議長)が16日、宮古島市を視察した。医療や環境などについて担当課長らが現状報告。有田会長は「抱えている問題や取り組みを持ち帰り、離島振興に生かしたい」と述べた。
同会は福岡県で離島を抱える市議会の議長らで構成されている。離島地域の振興発展施策の推進に資するため、県外離島市町村を視察、調査を行っている。
市健康増進課の豊見山京子課長は、離島医療について説明。脳神経外科の開設の経緯や医師確保の取り組みなどを報告した。
市環境保全課の上地秀光課長は、県内の不法投棄のほとんどが宮古に集中していることを挙げ、監視カメラの設置や不法投棄撲滅宣言したことを紹介した。
宮古島市議会の平良隆議長は「離島として共通の課題があると思うので意見を交換したい。宮古の文化や歴史も知ってもらいたい」と歓迎した。