環境・エコ
2012年1月24日(火)9:00
ゴバンノアシを植樹/宮古島環境クラブ
添道遊水池で講習会
2012年第1回添道バリントニア(サガリバナ)観察・講習会(宮古島環境クラブなど主催)が22日、添道遊水池であった。参加者は同クラブがサガリバナなどを植えた遊水池南の遊歩道沿いにゴバンノアシ3本を植樹した。
下地邦輝会長は「この場所も10年たって活動の成果が出てきた。観光客もサガリバナを観察に来ているようなので、より楽しんでもらうために観察板なども設置したい」と今後の整備に向けての方針を述べた。
また、サガリバナやゴバンノアシなどで添道遊水池周辺を宮古の珍しい植物の園にし、6月ごろにはライトアップをしてバリントニアまつりを開催し、いずれは全県的なフェスティバルにつなげる企画も説明した。
福島県から去年3月の東日本大震災で宮古島に移住した鎌田昭三さん(68)は「サガリバナを見たことはないが、有名な花と聞き関心を持って参加した。原発事故のこともあり、人はやはり自然の中で生きることが本当の幸せだと思う」と話しゴバンノアシを植樹した。