新プラント落成を祝う/設立40周年の宮古生コン
宮古生コン(松川寿雄社長)の新プラント施設の落成と会社設立40周年を祝う祝賀会が2日午後、市内のホテルで開かれた。関係企業の代表ら多数が集い、最新型のミキサーを導入したプラントの落成を祝うとともに、会社設立40周年の節目を迎えた同社のさらなる発展に期待を込めた。
同社は1973年に設立され、同年に生コンプラント工場を新設。75年にはアスファルトプラント工場、84年にはコンクリート2次製品工場を新設した。88年にJIS(日本工業規格)表示工場の認証、2007年に新JIS表示工場の認証を受けている。生コン新プラントは昨年末に稼働を開始した。
松川社長は「会社設立から40年、大過なく事業を続けてこられたのは皆さんや地域の支援のたまもの」と感謝した。その上で「会社の目標は①安全操業②より良い製品の提供③地域に貢献できる会社。役職員一丸となって取り組んでおり、無事故無災害の実績は目標の達成に近付いていると自負している」と述べた。
最新型のミキサーを含む新プラントの落成については「より良い品質の製品を供給していけると確信している。今後も役職員一同でまい進していきたい」と決意を話した。
下地敏彦市長と宮古島商工会議所の藤村明憲副会頭、沖縄振興開発金融公庫宮古支店の喜納兼次郎支店長が来賓祝辞を述べた。
宮古生コンの福里一郎取締役が、同社40年の歩みを語りながら一層の発展を決意。乾杯の音頭を取り、参加者全員で祝杯を上げた。