大学野球キャンプ本格化
第一陣の平成国際大が来島
大学・高校野球の春季キャンプの第一陣となる平成国際大学の選手40人が16日、来島した。宮古空港には宮古島観光協会の関係者が集まり、のぼりや民謡ショーで盛大に出迎えた。同大を皮切りに大学7、高校2の計9校、440人が3月中旬まで続々訪れ、各種大会に向けて調整を行う。
今後来島するのは▽青森大(60人)▽阪南大(50人)▽関西国際大(50人)▽大谷大(45人)▽成美大(40人)▽八戸大(65人)▽横浜隼人高(55人)▽浦和学院高(35人)-となっている。
平成国際大は下地球場などで29日まで実施する。大島義晴監督は「主に筋力トレーニングを行い、体が一回り大きくなった。これをうまく技術に転換させ、レベルアップを図りたい」と語った。
主将の西野一樹さんは「宮古島でのキャンプを心待ちにしていた。この暖かな気候で汗を流し、優勝目指して頑張りたい」と決意を述べた。
観光協会の平良勝之副会長は「皆さんのはつらつとしたプレーで、宮古島に元気を与えてほしい。チーム、個人の目標を達成し、良いキャンプになるよう期待する」と歓迎した。
同大は関甲新学生野球連盟の1部に所属し、昨年の春季、秋季はともにリーグ5位。プロへは平野将光、牧田和久の2投手が社会人を経て西武ライオンズに入団している。