永年優良90人を表彰/商工会議所
奥間さん(宮古港運)勤続40年/「圏域振興に尽力」と期待
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第37回会員大会が16日、市内のホテルで開かれ、永年勤続優良従業員表彰式が行われた。下地会頭が、奥間春美さん(勤続年数40年1カ月、宮古港運)ら90人に表彰状を贈り功績をたたえた。表彰状を手にした全員が栄誉ある賞に晴れ晴れとした表情を見せていた。会場から大きな拍手が送られた。
冒頭、下地会頭があいさつし「企業の最大の財産である人材の能力を高め、その能力を存分に発揮し活躍してもらうことが重要な鍵」と強調。その上で「今後も高い志を持って自己研鑽に努め、自らを変革し社業一層の発展のため、そして地域社会の一員として宮古圏域振興に尽力してほしい」と期待を寄せた。
下地敏彦市長(代読・長濱政治副市長)は「表彰された皆さんは会社の業績が高く評価された。今日を契機にさらに業務に励むことを期待する」と祝辞を述べた。
受賞者を代表して奥間さんは「栄誉ある表彰に感謝している。身に余る光栄。今後とも労使関係協調の下、企業の発展と地域の活性化のために頑張る」と決意を新たにした。
表彰式に先立って、こころの健康講演会が行われた。マンマ家クリニック院長の久高学さんが「他喜力」と題して講演した。久高さんは、仕事や日常生活のユニークな出来事を紹介し、参加者らを笑いの世界に誘った。