04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
教育・文化
2012年2月17日(金)9:00

教師と生徒が双方向通信

下地中で「未来の授業」公開


生徒同士が協力して回答した公開授業=16日、下地中学校

生徒同士が協力して回答した公開授業=16日、下地中学校

 情報通信技術を活用した「フューチャースクール推進事業」と「学びのイノベーション事業」の実証校に国から指定されている下地中学校(宮國勝也校長)で16日、2年A組の生徒を対象に公開授業が行われた。授業は教師用の電子黒板と、文字が自由に書けるタッチパネルを備えた生徒のパソコンと結び、情報をやり取りするシステム。上越大学大学院特認准教授の清水雅之氏が、協力し合って回答を出させる数学の授業を展開した。


 情報技術を活用した双方向通信の授業は、各生徒の回答を教師が見て、理解の程度を把握し、ステップアップに導けるのが大きなメリットという。

 授業の問題は「1と2はどれが大きいか」から、等式の計算、1~6までの数字をダブらずに縦横に並べる「ナンプレ」という問題まで、どんどん難度が上昇。清水准教授のユーモアたっぷりの授業に笑いが絶えなかった。

 清水准教授は、宮古の良い所を紹介するよう設問した。生徒たちは「気候も人も温かい」「白い砂の前浜が最高」「サトウキビの畑が多い」-などと観光大使の気分の様子だった。

 川満和音君は「ほかの人(級友)の答えが電子黒板で見えるシステムが、すごいと思った。みんなが協力して、回答する授業は楽しかった」と感想を語った。

 下地中でのフューチャースクール推進事業は2月1日から始まり、初の公開授業となった。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!