本村、全国4位入賞/中学女子砲丸投 14㍍07、県記録を更新
第 37回全日本中学校陸上競技選手権大会最終日が23日、鳥取県のコカ・コーラウエストスポーツパーク陸上競技場で行われ、女子砲丸投に出場した多良間3年の本村夏鈴が14㍍07を投げ4位に入賞した。全国大会における同位は宮古初の快挙。自身が持つ県記録13㍍42も大幅に更新する投てきだった。優勝は東京代表西戸山の長沼瞳で記録は14㍍74。
本村は予選、3投のうち2投まで12㍍台の低調な記録で決勝進出が危ぶまれた。しかし最終3投目で県記録を更新する13㍍50を投げて上位に浮上、予選を通過した。
決勝では2投目に13㍍59を投げ再び県記録を更新したが、その後5投目まで記録は伸びなかった。5投目終了時点では上位6人に入らない状況だったが最終投てきで公式戦では自身初となる14㍍台を記録。一気に4位まで順位を上げた。14㍍を投げた選手は本村を含めて4人のみ。
本村は「予選を通過できるか心配だったけれど手登根先生と話した通りに県記録を3回更新することができ14㍍を出せたことには満足している」と4位入賞を喜んだ。ただ「記録が安定しない内容には満足していない。10月開催のジュニアオリンピックに向けて筋トレを強化してさらに上を目指したい」と新たな目標を語った。