社会・全般
2012年2月18日(土)9:00
宮古でシンポと交流会/日本ウエザリングテストセンター
試験場開設20周年記念で
日本ウエザリングテストセンター(屋良秀夫会長)の宮古島試験場開設20周年を記念した「ウエザリング技術シンポジウム」が17日、上野字宮国の同試験場で行われた。全国から関係者約80人が参加し、宮古島における取り組み状況を確認するとともに、さらなるデータの蓄積に期待を寄せた。
屋良会長は「世界的に有名な試験場があるアメリカのマイアミと宮古島は気候や条件面が良く似ていて、宮古島で得られたデータはとても貴重。これからもその役割は重要になるのと思う」と述べた。
そのほか、「宮古島試験場と台風」「沖縄における腐食事例について」などのテーマでシンポジウムが行われ、参加者たちは講話の内容に真剣な表情で聞き入っていた。
またシンポジム後は技術交流会が行われ、参加者たちは交流を深めながら意見を交換した。
同センターは1970年の創立以来、40年間にわたり経済産業省など関係諸団体の支援を受けて工業材料、工業製品の自然環境下での耐候性、耐久性などの基礎的性質の解析・評価により基礎的データを蓄積している。