宮古島キャンプ打ち上げ/オリックス1軍
岡田監督「収穫あった」
オリックス・バファローズ1軍が17日、宮古島春季キャンプを打ち上げた。鈴木郁洋選手会長の1本締めで締めくくった。1日から調整を行ってきた野手のT-岡田や大引啓次、投手の比嘉幹貴らは同日午後、練習試合のため沖縄本島に向け宮古島を出発した。岡田彰布監督は宮古島キャンプについて「みんな順調に仕上がった。収穫のあるキャンプだった」と評価した。
18日から沖縄本島で行われる練習試合のため、27選手が17日午後の便で宮古島から沖縄本島に移動した。19日からは主力を含む45選手が市民球場でキャンプを続ける。
宮古島でキャンプを続けるのは金子千尋、平野佳寿、岸田護ら投手25人、鈴木郁洋選手会長ら捕手4人と北川博敏、後藤光尊ら野手16人。
17日午前は、野手は打撃、守備、走塁練習に汗を流し、投手陣は投球練習のほか遠投や守備練習をこなした。長打が期待されるT-岡田と李大浩は同じ組のフリー打撃で快音を響かせた。
10日からのキャンプ第3クールは紅白戦が行われ、11日の試合ではT-岡田が本塁打を放つなど順調な仕上がりを見せ、新加入で長打力が期待される李大浩は2試合に出場し、4打数4安打と安定した力をアピールした。
昨季不本意な成績に終わったT-岡田について岡田監督は「今年は絶対に取り返すという強い姿が見えた」と評価した。今季の打順について李大浩、T-岡田2人が出場するときは「4番李大浩、5番T-岡田でいく」と主砲2人に今季の期待を寄せた。
岡田監督は、内野手の駿太や捕手の伊藤光ら若手の調整ぶりに「体も一回り大きくなり、発揮できる力も上の段階に向かいつつあり頼もしく思う」と今季の活躍に期待した。