川田広樹さん(ガレッジセール)ら参加へ/観光=環境考えるシンポ
3月3、4日にマティダ市民劇場で開催される「観光=環境を考えるシンポジウム in miyakojima」(主催・同実行委員会ほか)の実行委員会が20日、市中央公民館で開かれた。事務局が収支見込みや、下地敏彦市長へ実行委員長就任を要請する方針などを説明。県出身のお笑いコンビ・ガレッジセールの川田広樹さんらお笑いタレント3組の参加が決まったことなどが報告された。
同シンポジウムは、5月に宮古島で開催される「高校生太平洋・島サミット」のプレ・イベントとして行われる。3日は、県文化観光スポーツ部の平田大一部長による基調講演、宮古島の小・中学・高校生による環境活動報告、宮古島出身の歌手・下地勇さん、砂川恵理歌さんらによる合唱交流など。4日は宮古島の観光と環境をテーマとした基調講演とパネルディスカッションが予定されている。
今回で2回目となる実行委員会では、現時点での収支予算について112万円の収入に対し支出はそれを15万円上回る127万円となっていること、ただし今後、寄付の見込みがあり、支出を圧縮していくことで、最終的には赤字にはならないとの見通しを示した。
また、実行委員長については、同シンポジウム主催者の一つであるNPO法人エクシードの理事長で琉球大学工学部教授の堤純一郎実行委員長代行が「下地市長に就任してもらえればと思っている」と市長へ就任要請を行う考えを示し、委員に理解を求めた。