25団体に感謝状贈呈/マティダ開館15周年記念
文化、芸術活動支える
マティダ市民劇場(石垣明良館長)で22日、同館の開館15周年を記念した感謝状贈呈式が行われた。下地敏彦市長と市教育委員会の宮国博教育委員長が劇場の発展に貢献した市婦人連合会(島尻清子会長)など25団体に感謝状を贈った。団体代表らは今後とも文化、芸術活動の拠点を支えていくことに決意を新たにした。
劇場は1996年、住民の舞台芸術活動を推進し、住民文化の創造に寄与するとともに、住民生活の向上を図ることを目的に開館した。本格的な照明、音響設備を設置。総工費約30億5000万円。固定座席数892席。
オープン以来、優れた舞台芸術の鑑賞、特に市民団体や芸能団体、教育関係団体の利用が多い。
06年から今年1月現在の総入場者数は延べ93万3836人。市の人口は1月末現在で5万5102人で、市民1人当たり17回入場したことになる。
下地市長は開館以来10回以上使用した19団体に感謝状を贈呈。劇場の舞台を通し地域の文化の発展に貢献したことを高く評価した。
宮国教育長は劇場事業の推進に惜しみない協力で地域の文化向上に寄与した藤間流凰太郎会(池間りつ子会主)など6団体に感謝状を贈った。
主催者を代表して下地市長は、劇場を支えている市民に感謝した上で「今後とも文化力の向上と舞台芸術活動が円滑に行えるよう設備および舞台技術の充実を図り、より優れた表現空間づくりのために邁進していく」とあいさつ。次いで宮古教育事務所の野原敏之所長、県宮古事務所の黒島師範所長、市議会の富永元順副議長がそれぞれ祝辞を述べた。
25団体を代表して島尻会長は「文化、芸術舞台の感動は観客を元気づけ地域を活性化させる。劇場は癒やしの場所でもある。これからも利用者たちを大切にしてほしい」と謝辞を述べた。
感謝状が贈られた団体は次の通り。
市婦人連合会(島尻清子会長)▽市文化協会(友利吉博会長)▽宮古更生保護女性会(与那覇勝子会長)▽平良中学校(伊志嶺吉作校長)▽花園学園花園幼稚園(新城久恵園長)▽宮古高校(川満健校長)▽宮古地区小中音楽研究会(島袋正彦代表)▽北中学校(亀浜敏郎校長)▽花園保育園(浅野弘子所長)▽あけぼの保育園(下地ヨシ園長)▽宮古地区中学校文化連盟(宮国敏弘代表)▽宮古合唱連盟(洲鎌律子代表)▽宮古商工会議所女性会(古城和子会長)▽クイチャーパラダイス(仲本光正代表)▽市社会福祉協議会(川満省三会長)▽宮古民謡保存協会(波平重夫会長)▽みやこ少年少女合唱団(宮国貴子団長)▽市老人クラブ連合会(上里寛昌会長)▽琉球國祭り太鼓宮古支部(下地悠夢支部長)▽藤間流凰太郎会(池間りつ子会主)▽風の神太鼓(笠原裕子代表)▽宮古テレビ(池間作一代表)▽宮古毎日新聞社(平良覚代表)▽宮古新報(座喜味弘二代表)▽エフエムみやこ(仲里雅彦代表)