宮高PTAが文科大臣表彰/PTA連合会東京大会
「熱意と協力」の活動評価/國仲会長、分科会で事例発表
【東京支社】2010年度第60回全国高等学校PTA連合会大会(主催・同連合会)の東京大会が20日、千代田区の日本武道館などで開かれた。表彰式で宮古高校PTA(國仲昌二会長)が優良PTA文部科学大臣表彰を受けた。國仲会長は同日の分科会で、活動状況の事例発表も行った。
今年の大会テーマは「人間力を育てて作ろう大きな輪~家庭・学校・地域・社会 心と心をつなげよう~」。会場には、全国からPTA関係者ら約1万2000人が集まり、トヨタ自動車会長の張富士夫氏の基調講演なども行われた。
開会式典の中で行われた表彰式では、宮高PTAが「会員の熱意と協力により優れたPTA活動を行い顕著な業績を挙げた」として文科大臣表彰を受けた。
國仲会長は「受賞は、諸先輩たちが少しずつ築き上げてくれた活動のお陰です」と周囲に感謝。同校の川満健校長は「大臣表彰を受賞することができて大変喜んでいる。今後とも学校や保護者、地域が一体となって学校教育の充実、生徒たちの夢実現のために頑張っていきたい」と語った。
引き続き分科会が開かれ、「学校からの発信と親の思いを繋ぐPTA活動」とのテーマの第1分科会では、國仲会長が保護者らによる朝のあいさつ運動や「母親部」の活動、生徒たちが行う「チャリティーフェスタ10(ワンオー)RUN」における支援活動などの事例発表を行った。
東京大会には、宮古島市から4高校のPTA役員ら計14人が参加。全国各地の活動事例や取り組みなどを聞きながら、情報交換などで交流も深めた。きょう21日は大会宣言などが行われ閉会する。