社会・全般
2012年2月28日(火)9:00
体操や健康レシピ学ぶ/厚生園で介護予防教室
宮古厚生園(平良洋治園長)主催の介護予防教室が26日、同園で開かれた。地域住民ら約20人が参加。園職員から筋力を鍛える体操や、健康に良いおやつの調理法などを学んだ。
今回で3回目となる同教室は、同園が持つ専門技能や知識などを地域の高齢者や、高齢者とともに暮らす家族らに提供することで、地域福祉を向上させることが目的。教室開催に先立ち、平良園長は「私たちの施設で行っている訓練やノウハウなどを提供するので、それらを通して皆さんにはますます健康で過ごしてほしい」と呼び掛けた。
教室ではデイサービス担当の職員が、食事をおいしく安全に食べてもらうため食前に行っている顔の体操や、失禁予防などに効果があるボールを使った体操を、機能訓練指導員は筋力強化のための棒を使った運動を紹介。参加者たちは職員の動きに合わせ体を動かした。
管理栄養士は便秘予防に効果のあるおやつとしてアロエヨーグルトのレシピを披露し、みんなで試食したほか、介護員は車いすの種類と操作方法などを説明した。