社会・全般
2010年8月20日(金)13:48
麻薬「ケタミン」発見/伊良部の海岸
ビニール袋10数個、約14㌔
宮古島市伊良部字伊良部の海岸で先月20日、人が使うと一時的な記憶喪失や幻覚症状を引き起こす麻薬「ケタミン」が発見された。 宮古島警察署によると、発見された「ケタミン」は、長さ約1㍍17㌢、直径約17㌢の円筒形カプセルの中にビニール袋10数個に小分けされて約14㌔が見つかった。
同日午前9時ごろ、伊良部に住むホテル従業員の男性(34)がカプセルを発見し、宮古島市役所伊良部支所に届けた。
同支所の職員と伊良部の交番に届け、白粉状の物質を鑑定した結果、「ケタミン」と判明した。
主にケタミンは動物病院で麻酔薬として使用されているが、人間が粉末を鼻や口から吸うと幻覚などの症状を引き起こす。
今回のケタミン発見について同署では、何者かが洋上取引に失敗して漂着した可能性もあるとして、海上保安署などとも連携し、捜査を進めていくとしている。