闘志胸に全国大会出発/伊良部中男子バレー部
「コンビバレーで楽しむ」/21日に貝塚と初戦
第40回全日本中学校バレーボール選手権大会に県代表で出場する伊良部中学校男子バレーボール部が19日、大会が行われる岡山県に向け出発した。
宮古空港で行われた出発式では、見送りに駆け付けた関係者から激励を受け、選手たちは全国大会での活躍に意欲を示した。主将の渡久山翔悟君(3年)は「このチームで最後の大会なので自分たちらしいコンビバレーを展開して、大会を楽しみたい。また、応援してくれる皆さんが喜んでくれる報告をしたい」と笑顔で話した。
伊志嶺吉作校長は「全国大会出場チームで伊良部は一番身長が低いと思う。しかし、身長が無くても伊良部のバレーは全国に通用する。勇気と自信と誇りを持って頑張ってほしい」と呼び掛けた。
激励を受けた徳嶺浩明監督は「たくさんの応援を受け、選手たちは伸び伸びとプレーできると思うので小さな体で大きな挑戦を全国の舞台でやってきたい」と述べた。
保護者を代表して同中学校PTAの奥浜剛会長は「一試合一試合、一球一球に気持ちを込めて挑んでほしい。良い報告を期待している」とあいさつした。
全国大会は、岡山県で20日に開幕。21日にグループ戦が行われ、伊良部は初戦で東京代表の貝塚と対戦する。
22日からは決勝トーナメントの1回戦から準々決勝までが行われる。