11/23
2024
Sat
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2012年3月6日(火)9:00

必要な開発のあり方提言/観光=環境を考えるシンポ

基調講演とシンポ開催


「宮古島の観光と環境を考える」をテーマに行われたパネルディスカッション=4日、マティダ市民劇場

「宮古島の観光と環境を考える」をテーマに行われたパネルディスカッション=4日、マティダ市民劇場

 「観光=環境を考えるシンポジウムinMiyakojima」(主催・同実行委、共催・宮古島市、イオン琉球)の最終日が4日、マティダ市民劇場で開かれた。「観光=環境モデル都市への実践提言と情報の共有化」をテーマに基調講演とパネルディスカッションが行われ、宮古島における観光の振興と環境保全について宮古島の財産である美しい環境を守りながら環境と観光に必要な開発のあり方などについて意見が出された。


 基調講演では、堤純一郎琉球大学工学部教授が「宮古島市の観光・環境・開発を考える」の演題で講話。

 堤氏は、観光と環境と開発の一体化を訴えるとともに今後の方向性については、環境にも観光にも必要な開発として廃棄物処分施設(一般と産業廃棄物)、エネルギー供給施設(環境に優しい都市)の必要性も示した。

 そのほか、宮古島の特性を生かして、再生可能エネルギーの供給基地となることやブランド化による付加価値として、世界一きれいなサンゴ礁の海を観光ブランドとし、さらに環境ブランドとして最先端環境技術のモデル都市としての宮古島を訴えた。

 パネルディスカッションでは、さるかの会の松原敬子さんや奥島憲二りゅうせきバイオエタノールプロジェクト室長らがパネリストとなり、それぞれの立場から宮古島の環境保全と観光振興について意見を出し合った。

 同シンポジウムは、5月に開催予定の「高校生太平洋・島サミット」に向けた啓発活動と宮古島内のネットワーク構築を目的に行われた。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!