「島サミット」まで77日
県庁ロビーに残暦盤設置
【那覇支社】5月25日から名護市の万国津梁館で開かれる「第6回太平洋・島サミット」までの残り日数を示す残暦盤の点灯式が9日、県庁ロビーで行われた。県文化観光スポーツ部の平田大一部長や宮古島市の下地敏彦市長が同サミットまで「77日」の残り日数を点灯させた。
点灯式は午前10時45分から行われ、関連行事として5月24日から宮古島市で開かれる高校生太平洋・島サミットに参加する高校生も参加した。
平田部長は「沖縄ならではの島々の交流で可能性や課題を話し合いながら、この島から新しい情報を発信しよう」と述べた。
県主催プログラム会場市町村を代表してあいさつした下地市長は「宮古島は環境問題に取り組む先進的な島であり、カツオ遠洋漁業を通じて太平洋諸国との交流もある。高校生サミットでは地球は一つの気持ちで環境問題を考えてほしい」と呼び掛けた。
この後、高校生太平洋・島サミットに参加する那覇西高校の仲里クリス君が「各国の文化や習慣の違いや類似点などについて学び、高校生活の中で忘れられない有意義な機会にしたい」と決意を話した。
最後に平田部長、下地市長、大城浩県教育長、高校生が残暦盤を点灯するボタンのスイッチを押し、残り日数を点灯させた。
高校生太平洋・島サミット 5月24、25の両日に宮古島市で開かれる。17の国・地域から高校生64人(うち沖縄、宮古を含む国内は32人)が参加。環境問題についての討論会▽提言の発表▽環境関連野外活動▽島内視察▽地元高校生との交流-などが企画されている。名護市の万国津梁館で開かれる「第6回太平洋・島サミット(フィジーやパラオ、オーストラリアなど17の国・地域で構成。5月25、26の両日開催)」の関連行事。