産業・経済
2012年3月13日(火)9:00
沖糖14日に操業終了/11・12年産キビ
停止の宮糖はきょう再開へ
サトウキビの原料不足により10日から製糖操業を全面停止した宮古製糖城辺工場は13日夕から再開させる。操業は終盤を迎えているが、終了日については「調整中」としている。一方、8日に今期2度目となる操業を停止した沖縄製糖宮古工場は11日に再開させた。同社では13日に原料搬入を終了させ、14日には今期操業を終える予定。操業日数は前期の77日間に比べ日間短い日間になるという。
両工場とも雨天続きでハーベスターの稼働率が低下し、工場稼働に必要な原料が搬入されなかった。
宮糖では、これまでにもスロー運転や一時停止するなどの措置でしのいできた。同社では「12日からは原料の搬入が再開されたので、13日の夕方にはなんとか操業を再開できそうだ」と話した。
各製糖工場によると2011/12年産のキビ生産量は▽沖糖8万3000㌧▽宮糖城辺6万6500㌧▽宮糖伊良部3万5000㌧▽宮糖多良間1万5000㌧-が予想されており、合計では万㌧を下回りそうだ。