社会・全般
2012年3月16日(金)9:00
強盗想定し訓練/宮古島署と沖縄公庫
万が一の事態に備え
宮古島警察署(島袋令署長)と沖縄振興開発金融公庫宮古支店(喜納兼次郎支店長)は15日、同支店で強盗対応訓練を実施した。職員らは緊張感あふれる訓練を体験し、万が一の事態に備えた。
訓練は、事件発生時に職員が互いに連携して冷静的確に対応することと、防犯意識の高揚を図ることを目的に行われた。
午後4時ごろ、犯人に扮した署員が拳銃を持って押し入り、「金を出せ」と要求。現金を奪って車で逃走することを想定して実施された。
職員らは犯人の身体的特徴や着衣の色、使用した車両のナンバー、逃走した方向などを通報後に駆け付けた署員に伝えた。
同署生活安全課の國仲治さんは「犯人をしっかり観察していた。事件はいつ発生するか分からないので、日ごろから緊張感を持ってほしい」と講評した。
喜納支店長は「お客様や職員の安全を守るためには訓練が大事。講評を参考にして防犯対策に取り組みたい」と語った。