:宮古から甲子園目指せ/世界大学野球で活躍・伊志嶺翔大(東海大)
宮古島ドリームズを激励
平良出身で今秋のドラフト上位候補に挙がっている東海大の伊志嶺翔大外野手(22)が13日午後、宮古高校野球場を訪れ、宮古島ドリームズを激励した。伊志嶺さんは「今のメンバーは、高校生になると主力選手なる。宮古で頑張って甲子園を目指し、すごい選手になってください」と甲子園出場へ期待を込めた。
伊志嶺さんは、今月行われた世界大学野球選手権で、日本代表の主将を務め、チームをけん引した。「結果は銅メダルだったが、金メダルの価値はある。選手権に向けてチームの全員の気持ちが一つになり、練習がスムーズに行われたことが良かった」と振り返った。
さらに伊志嶺さんは「今はドラフトについては、考えていない。9月に首都大学野球の秋季リーグ戦があるので、これに自分の力を発揮したい。その結果がドラフトで評価されたら良いと思う。プロ入りを目指し、将来は世界で活躍する選手になりたい」と語った。
ドリームズの川満時英監督とキャプテンの来間正裕君は「私たちを激励してくれて感謝でいっぱい。甲子園を目指して、一生懸命頑張る」と決意を新たにした。
伊志嶺さんは身長178㌢、体重78㌔。50㍍走が5・7秒。遠投115㍍。俊足強肩強打として、プロ球団から注目を集めている。