伊良部男子がい旋/中学バレー初の全国出場決定
父母ら選手出迎え、快挙たたえる
初の全国大会出場を決めた伊良部中学校男子バレーボール部が12日、帰島した。宮古空港には父母や学校関係者らが多数駆け付け、横断幕を掲げて選手らを出迎えた。「良く頑張った」「伊良部旋風、起こせ」などと激励し、同校初の快挙をたたえた。
伊良部は、佐賀県で開催された九州大会で4強入り。今月20日に岡山県で開幕する全国大会への出場権を得た。12日行われた抽選の結果、予選グループ戦の相手は貝塚(東京)に決まった。
出迎え式で徳嶺浩明監督は「初戦は敗れたが、決勝トーナメントから力を発揮した。大会中は全員が生活面など良い態度だった」と報告した。
主将の渡久山翔悟は「大会まで残り1週間、できることをしっかりとやりたい。まずは初戦が大事。勢いに乗って4強を目指したい」と抱負を述べた。
父母会の渡久山秀也会長は「一戦一戦大事に戦った結果だ。九州での力を信じて全国でも良い試合をしてほしい」と激励した。
宮古バレーボール協会の友利和広理事長は「目標を高く持って、伊良部らしいはつらつとしたプレーを全国でも見せてほしい」と期待を込めた。
開催日などを決めた実行委総会=13日、市役所平良庁舎