04/13
2025
Sun
旧暦:3月15日 大安 辛 
産業・経済
2012年4月11日(水)9:00

消費拡大で特売/「とうがんの日」キャンペーン

1個100円、試食会人気


飛ぶように売れた1個100円のトウガン=10日、JAファーマーズマーケット「あたらす市場」

飛ぶように売れた1個100円のトウガン=10日、JAファーマーズマーケット「あたらす市場」

 トウガンの消費拡大キャンペーンが「とうがんの日」の10日、JAあたらす市場で開催された。店内には1個100円のトウガンが山積みされ、飛ぶような売れ行き。トウガンの漬け物やサラダなどの試食コーナーもにぎわった。セレモニーでは農家や関係者らが、販売目標の1020㌧、2億円達成を目指し「がんばろう三唱」の気勢を上げた。


 今年のキャンペーンのスローガンは「太陽とさんご礁の卵 宮古島とうがん」。地産地消や「安全・安心」「おいしさ」を広くPRして、消費拡大を図る目的で実施した。

 実行委員長の岡村幸男JAおきなわ宮古地区本部長は「宮古島市のトウガンは、冬春期の出荷量が全国一を誇る宮古の代表的な野菜。キャンペーンを契機に、もっと食べてもらい、地産地消の輪が広がることを祈念する」とあいさつした。

 與那嶺宏明県宮古農林水産振興センター所長と、上地廣敏市農林水産部長は、2月の県野菜品評会で宮古島産のトウガンが金、銀、銅賞を独占するなど、品質は高く評価されていると強調した。

 1個(約2㌔)で100円の価格は、通常の半値。用意した約2000個は、午前と午後の特売で完売した。

 60歳代の女性は「安いのでうれしい」と笑顔。「トウガンは豚ソーキとの煮込みが一番。キビナをだしに煮付けしてもおいしい」と料理法を紹介した。

 漬け物を試食した50歳の男性は「ピリ辛と甘さのバランスがほど良い。キュウリの漬け物より、歯ごたえがある」と、太鼓判を押した。

 とうがんの日 1998年4月10日に県経済連が主催した「とうがんの日」宣言大会で、同日を「とうがんの日」に定めた。沖縄方言「し(4)ぶい」と和名「とう(10)がん」にちなんだ。宮古方言名「スウ」。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!