一回り大きく成長/豆記者8人 東京などで取材終え、帰島
第49次沖縄豆記者団に参加した宮古地区の豆記者8人が10日、「東京・北方領土・北海道取材」を終え、帰島した。空港で出迎えた父母らは、子どもたちの一回り大きく成長した姿に、感動の表情で大きな拍手を送っていた。
取材活動や交流活動などの体験を通し、社会に対する視野を広げ、思いやりのある心豊かな児童生徒を育てるのが目的。日程は4日~9日までの6日間。期間中は、国会議事堂の見学や総理大臣官邸で菅総理大臣の表敬訪問、沖縄・北方対策担当大臣の表敬訪問、北海道の根室市長の表敬訪問、根室市の中学生との交流などを実施。豆記者らは、積極的に取材活動を展開した。
豆記者は、村上海太君(平一小5年)▽新垣孝衛君(砂川小6年)▽下地早穂子さん(平一小5年)▽川満菜々子さん(南小5年)▽下地広華さん(平良中2年)▽下地心一郎君(同1年)▽島袋裕万さん(久松中2年)▽伊良部武君(同)。
報告会で、小学生を代表して村上君が「いろんな体験をして、良い思い出となった。一番思い出に残っているのは、皇太子と総理大臣に会ったこと。これは父母たちが支えたおかげ」と胸を張って礼を述べた。