対策協を立ち上げ/市バス
国の補助事業の知識深める
2014年5月開通予定の伊良部大橋を見据え、宮古島市バス対策協議会が20日、立ち上がった。第1回会合が市役所平良庁舎で開かれ、会長に長濱政治副市長が就任した。参加者11人は、国の地域公共交通確保維持改善事業よる補助事業などについて知識を深めた。
同協議会は、市内の地域住民の生活交通の確保と地域の振興に資するのが目的。地域の交通の在り方および具体的な生活路線の確保を協議する。
同事業は、市町村を主体とした協議会の取り組みなどを支援するもの。今後同協議会では、地域間幹線系統の事業の目的・必要性、事業の定量的な目標・効果、運行系統の概要・運送予定者などを記載した生活交通ネットワーク計画を策定する。同計画を国に申請し、国の支援を受ける仕組み。
伊良部の共和バス代表の新里哲さんは「伊良部大橋が開通した場合、バスターミナルが必要。バスターミナルは建設中の新宮古病院近くが良い」と意見を述べた。
委員は次の皆さん。
▽会長=長濱政治(市副市長)▽委員=小野協子(沖縄総合事務局運輸部企画室長)、松山功(同陸上交通課長)、玉城恒美(県企画部交通政策課長)、呉屋厚(宮古島署交通課長)、砂川恵助(宮古島商工会議所専務理事)、池間隆守(宮古島観光協会専務理事)、長嶺吉和(伊良部地域づくり協議会)、佐久川憲一(宮古協栄バス総務課長)、砂川尚志(八千代バス・タクシー専務)、新里哲(共和バス代表)