奥平氏が事務所開き/県議選
3選目指し支持者ら気勢
任期満了に伴う第11回県議会議員選挙(6月1日告示、同10日投開票)で宮古島市区(定数2)から出馬を表明した現職の奥平一夫氏(62)=無所属=の事務所開きが23日、市西里の同氏の後援会事務所で行われた。多くの支持者らが集まり、奥平氏の3期当選を願って気勢を上げた。同選挙区は新聞報道で無投票の公算が大きくなっていることが伝えられているが、支持者らは最後まで油断することなく選挙活動を展開していくことを誓い合った。
事務所開きには衆議院沖縄第4区選出の瑞慶覧長敏衆院議員が応援に駆け付け激励の言葉を送った。
共同代表を務める前里光恵市議は「2期8年間にわたる奥平県議の活躍を、さらに同志皆さまの支持で支援し3期目を勝ち取ろう」と呼び掛けた。
また、同共同代表の下地智市議は「今選挙の経緯は、新聞報道の通りで、第3の候補者擁立が難しいのは奥平氏の実績が評価されている証拠だ。下地島空港の利活用など、まだやってもらわなければならない仕事も多い」と述べ、三選勝利への支持を仰いだ。
予定候補者のあいさつで奥平氏は「まず、19年間の長い議員生活を支えてくれた皆さまにお礼を申し上げたい。もっと宮古、ずっと宮古をキャッチフレーズに政治的スタンスを変えず、下地島空港の軍事利用を認めず、経済利用を行えば宮古の経済は格段に向上することを信じて3期目に望みむ」と改めて決意を表した。
支持者らは市議の山里雅彦氏のガンバロー三唱で気勢を上げ、同選挙の行方が決定するまで、支持拡大のための運動を怠らないことを誓い合っていた。