知佳野さん、後輩にけいこ/日体大剣道部
中高生ら25人参加/「スピード、気迫に圧倒
日本体育大学剣道部の関係者による剣道指導が7日、北中学校体育館で行われた。
今回のけいこには中、高、一般から25人が参加。同大学の剣道部部長兼男子監督の八木沢誠さんや宮古島市出身で同大学剣道部女子監督を務める新里知佳野さんらから指導を受けた。
けいこを前に、宮古郡剣道連盟の安谷屋豪一顧問が「日体大剣道部の指導を受けられることは私たちにとって大きな喜び。きょうのけいこで刺激を受けてこれからも頑張っていきたい」とあいさつした。
同大学剣道部関係者は、開催中の美ら島沖縄総体に伴い来県中で、新里さんの恩師である下里俊雄さんの呼び掛けで今回の剣道指導が実現した。
新里さんの指導を受けた宮古高校2年の奥平茉伊さんは「すごく速くて知らない間にメンを取られていた。とにかく雰囲気、気迫とも圧倒された。とても良い経験が出来た。最後に『頑張って』と激励され、うれしかった」と笑顔で話した。
後輩たちに指導を行った新里さんは「こんな暑い中で一生懸命に竹刀を振っている後輩たちの姿を見て頼もしく思う。みんな夢を持って最後まであきらめないで頑張ってほしい」と呼び掛けた。
そのほか、八木沢監督も「地元の先輩である新里選手も今では日本を代表する剣士になった。皆さんも頑張ってほしい」と話した。