地元農産物をPR/下地市長
東京で「ネピュレ感謝の夕べ」
【東京支社】「ネピュレ感謝と懇親の夕べ」(主催・同社、加納勉社長、本社・東京都京橋)が23日、約300人が集い都内で行われた。宮古島の農家のトップセールスマンとして参加した下地敏彦市長は各大手食品メーカーに地元農産物の良さを売り込み、宮古島のPRに一役買った。
同社は、原料の卸会社で農作物全てを遠心調理装置などを使い、素材をそのままにピューレにした「ネピュレ」を新しい食品の材料として開発した。
また、料理人や菓子職人、食品メーカーからも注目されている無添加、無着色、無香料で素材本来の味とうまみを引き出したパンやロールケーキなどを商品化し注目を集めている。
下地市長は「『ネピュレ』は現代の農作物の革命とも言える。マンゴーだけでなく、宮古産の紅イモやパパイアなども使ってもらえるはず」と期待した。
地元農家代表で参加した嵩原弘さん(栄福果樹園長)は「ネピュレは規格外のマンゴーでも使ってもらえるので販売ルートの拡大につながる」と話した。
嵩原さんによると、昨年12月から本格的に相手側と交渉し、今夏には宮古島マンゴーを使ったあめが東京・日本橋の榮太楼總本舗から販売される予定という。