政治・行政
2012年4月28日(土)9:00
海浜パトロール実施/推進協議会
水難事故を防止しよう
宮古島市水難事故防止推進協議会(会長・下地敏彦市長)は27日、平良庁舎1階ロビーで海浜パトロール出発式を行った。宮古島署、宮古島海上保安署、市消防本部、市民生活課から約20人が参加、3班に分かれて島内の海浜パトロールを実施した。
出発式で、池間隆守副会長(宮古島観光協会専務理事)は「夏場の海浜行楽地は常に水難事故が懸念される。パトロールを強化して海に入る前の注意事項などを徹底させていきたい」とあいさつした。
宮古島署地域課の津嘉山靖指導係長は、宮古管内の昨年の水難事故は6件発生し、うち3人が死亡したことを報告し「マリンレジャーでの事故防止の取り組みを強化し、一人一人の意識を高め、楽しいはずのレジャーが悲しい結果にならないようにしたい」と話した。
事務局からパトロール実施の説明があり、警察班が砂山ビーチ、池間大橋狩俣側、池間島周辺の海岸など。海上保安署班は前浜ビーチ、来間島の海岸。市消防本部班は新城・吉野海岸、保良川ビーチなどのパトロールを行った。