23日から「島サミット」
高校生らが残暦板設置
23日から宮古島市で開かれる高校生太平洋・島サミットの開催日をカウントする残暦板が1日、市役所平良庁舎前に設置された。地元高校生事務局のメンバーや下地敏彦市長らが参加し、残暦板に数字をはめ込んで「開催日まであと22日」をアピールした。
同サミットは、第6回太平洋・島サミット(5月25、26日、名護市)の関連行事。宮古島市では初の国際会議となる。
参加するのは、宮古島の高校生3人を含む国内32人と、太平洋の島国13カ国1地域、オーストラリア、ニュージーランドの高校生合わせて64人。地球環境などについて幅広い討論を行い、成果は島サミットに参加する各国首脳に提言する予定だ。
23日は開会セレモニーと環境関連施設の視察、24日はグループディスカッションやクイチャーワークショップ、25日は提言書の発表、26日は閉会式がそれぞれ予定されている。
残暦板設置式で下地市長は、有意義な国際大会になるよう期待。高校生事務局リーダーの根間優美さん(宮高3年)は「成功に向けて最大限頑張る」と意気込みを示した。
市では、次代を担う高校生たちにさまざまな形で国際会議に関わりを持たせながら、人材育成につなげていきたいと期待している。