Uターン客で混雑/宮古空港 航空各社ほぼ満席
ゴールデンウィーク(GW)の大型連休を宮古で過ごした人たちのUターンラッシュが6日、ピークとなり、宮古空港は家族連れやグループ旅行の人々で混雑した。搭乗受付カウンターや搭乗待合いロビーは、宮古から那覇、東京、八重山、多良間などに戻る人らでごった返した。
宮古路線を就航させる航空各社によると、日本トランスオーシャン航空(JTA)・琉球エアーコミューター(RAC)のこの日の搭乗率は、那覇行きが85・9%、東京行きが100%、八重山行き94・9%、多良間行き87・2%で、全便は、ほぼ満席か満席の状態だった。
全日本空輸(ANA)は那覇行き5便のうち3便が満席で、残る2便も数席の空席を残してほぼ満席。スカイマークは通常通りの搭乗率だったという。
大型連休で宮古を訪れた観光客や帰省客は、好天に恵まれたこともあり、最終日まで宮古での休暇を楽しんだ様子だ。
東京から観光のため宮古島を訪れた伊藤貫目さん(39)は「3日から、家族4人で宮古島にやってきた。吉野海岸や砂山ビーチで海水浴などをして楽しく過ごし東京にはない景色に感動した」と話した。
また、ダイビング仲間で宮古を訪れ、4日から3日間滞在したという代の女性会社員は「来島した初日は寒く感じたが、5日からは天気に恵まれダイビングを楽しむことができた。有名なダイビングスポットは、ほとんどまわることができた」と宮古島での連休を振り返った。