自慢の歌声を披露/こいのぼりフェス
ちびっこのど自慢など満喫
うえのドイツ文化村こいのぼりフェスト2012(主催・同村イベント実行委員会)が3~6日までの4日間、同村の野外特設会場で開かれ、大勢の家族連れと観光客らでにぎわった。「こどもの日」の5日は、子どもたちが主役の「なりきりちびっこのど自慢大会」が催され、子どもたちが大好きな歌を披露。観客らは、健やかな成長に大きな拍手を送りたたえていた。
のど自慢大会のアトラクションでは、下地の入江保育園の園児たちが元気いっぱいの踊りを繰り広げ、盛り上げた。また、みやこ少年少女合唱団がピンクのTシャツで着飾り「マルマルモリモリ」を合唱。息の合った伸び伸びとした歌声が観客らを魅了した。
下地敏彦市長は「きょう(5日)は、子どもたちが、楽しい遊びができる。6日も遊びに来てください」とあいさつ。宮古島観光協会の豊見山健児会長は「主役は子どもたち。これからもみんなで健やかな成長を見守ってください。観光客は、宮古島の旅が良い思い出になるよう願っている」と述べた。
特設ステージでは、子どもたちがソロやデュエットで自慢の歌を歌い上げた。趣向を凝らしたかわいい衣装、帽子をかぶり黒いサングラスを掛けた男の子、菓子の入った袋をいくつも腰に巻き付けた女の子たちが出演し、スター気分で歌っていた。
審査委員長の大森幹夫さんは総評で「衣装やパフォーマンスがすごかった。今年は非常に盛り上がった」と高く評価した。
会場の一角には出店が並び、かき氷コーナーでは列ができるほど大盛況だった。移動遊園地の体験コーナーは順番待ちの子どもたちで人気を博していた。
のど自慢大会の結果は次の通り。
【ベストシンガー賞】=下地ひかり【ベストドレッサー賞】=古波蔵ちむ【ベストパフォーマンス賞】=友利きらら・友利れいら【ドイツ村賞】=久貝のあ・当真りおん